FP 裏ブログ 配当の季節 ~ 量と質

2007.07.05
FP 裏ブログ 配当の季節 ~ 量と質


さて、3月決算の企業の配当がそろそろ出始めてきていると想います。
今年も円安傾向から、輸出関連の企業をはじめ、業績の回復が見える決算内容の会社が多いのではないでしょうか?

今回は、配当についてお話します。
株に投資する理由(利益を上げる方法)は2つあり、

一つは、キャピタルゲインです。

もう一つは、インカムゲインです。


キャピタルゲインは、簡単にいうと、株を安い値段で買って、高い値段で売ることで差額を利益とします。

インカムゲインは、簡単にいうと、業績の良い会社に投資して、そこから配当を得ることを利益とします。



私は、基本的に、株の投資はキャピタルゲインを取りに行くことが第一義だと考えています。
配当は二の次です。
逆に配当をしない企業はその分だけ企業に資金が留保されますから、それを再投資して、さらに業績を上げることに繋がるとも考えられます。

しかし、配当も魅力の一つであることは間違いではありません。
となると、配当のことも考えておく必要があります。


では今期末、A社株が配当1000円。B社株が配当5000円だったとするなら、どちらが魅力がありますか?

B社のほうが配当金額が高い。
と見るのが、一般的な意見でしょう。もちろん、これだけの情報であればそう判断します。
しかし、

A社株の株価が2000円で配当1000円。B社株の株価が20000円で配当5000円であれば、いかがでしょうか?

そう、量より質を考えれば、例えば、同じ20000円を出して株を購入した場合、

A社株は2000円 × 10株 = 20000円
 ●配当 1000円 × 10株 = 10000円

B社株は20000円 × 1株 = 20000円
 ●配当 5000円 × 1株 = 5000円

つまり、同じ20000円を投資した場合、A社株のほうが配当が多かったということになります。

配当だけ見れば、ここが一つの投資判断とすることもできます。
また、配当だけではなく、債券や定期預金金利、外貨預金の利率(配当)と比べてみて、同じ投資額を使って、どれだけのインカムゲインが取れるか?を考えてみる必要もあるようです。

株や投資信託、外貨預金等はリスク商品だけに、そのリスクを取ってでも得ようとする魅力ある配当であるのか?ということを考えておくことは、株式投資から他のものへとシフトする時期を見極める、一つの判断材料となるのではないかと考えています。


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